「砂糖特約店の持続的発展のための啓発活動を行う」
砂糖価格は2020年以降毎年のように価格が上昇し高値を維持してきました。 2025年粗糖国際相場の下落により若干の下降はあったものの、円安傾向により引き続き高値安定しているのが現状です。
こうした背景から砂糖卸商はユーザーをはじめとする顧客に価格転嫁を進めてきましたが、それはあくまでも精糖価格分のみでしょう。 2024年に端を発した物流問題、燃料費の上昇や事業運営費の上昇部分については全く転嫁できていないのが現状ではないでしょうか。
政府も世界的物価高に耐えうる労働賃金の向上に向け啓発活動を行っているものの、中小企業にとっては政府の想定する賃金アップ率には追い付けないのが現状です。
又、価格転嫁を推進するため下請けGメン、フードGメンを配置するなど省庁挙げての取り組みを行っているものの、実感としての感触はあまりありません。
確かにユーザーさんにはユーザーさんの立場があり、原材料価格はできるだけ抑えたいのが本音でしょう。 加えて競合他社との入れ合いにより中々値上げ交渉が進まない場合もあると思います。
しかしながら、こうした現状を放置すれば砂糖特約店の利益体質は悪化の一途をたどってしまうでしょう。 その結果、商品の運び手がいない、資金繰り悪化による商品購入の停滞など、最終的にお客様にご迷惑をおかけすることになってしまいます。
砂糖卸商の経営悪化は組合員数の減少を招き糖商連自体の運営にも支障をきたしかねません。
糖商連としてはこうした状況に歯止めをかけるべく2026年度は以下のような取り組みを始めたいと思いますので副理事長の皆さんにはご協力を頂きたいと存じます。
『各単協理事、主要特約店との意見交換会』
目的
・各単協ごとの組合員企業と地域特性や商習慣等の情報を得る。
・価格転嫁の必要性を啓発する手段について意見交換する。
・精糖メーカーへの配送やサービスの要望を取りまとめる。
・適宜精糖メーカーに情報を提供し糖商連の活動内容を理解していただく。
・農水省等省庁との情報共有を行う。